先日、技能実習1号生を受け入れいただいたいる組合員様の事務所にて、技能検定基礎級(入国後1年目に受検する試験)の学科試験の勉強会を、同組合員様の社長や職員の方と一緒に行いました。社長や職員の方には、実習生達が問題を丸暗記するのではなく、本質的に解くことができるよう、問題の意味を教えていただいたり、事例をあげて教えていただけたりと、とてもわかりやすい勉強会となりました。

1号生時に受検する基礎級や初級試験。実技試験は1回で合格することが多いですが、学科試験については、1回で合格できず再受検する実習生も少なくないのが現状です。
再試験は再試験合格まで時間だけではなく、組合員様、実習生の精神的な負担も増えることとなります。
できれば、1回の受検で合格したいと思っているのは、実習生、組合様、組合職員ともに同じで
ございます。
現在学科試験の対策として、送り出しを交えてのオンライン勉強会、携帯にて勉強する方法、寮で組合スタッフと勉強する方法など、いろいろな方法を取り入れております。

今回、
組合員様が主体となって実施していただいた勉強会ですが、実習生もわかりやすいといって、
とても積極的な姿勢を感じることが出来ました。今後、
組合員様のご協力のもと、このような勉強会の機会が増えますと、試験への対策もより強化できるのではないかと思っております。
また組合様で、合格に向けて試験前にしている独自の対策等ございましたら、巡回スタッフまで教えていただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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